2009.1.26, EurekAlertより: 118人の睡眠時呼吸障害(SDB)患者を対象に、インスリン感受性の点から検討した研究。二重エネルギーX線吸収測定法(DEXA)を用いて体脂肪量を、脈内ブドウ糖負荷試験でインスリン感受性をそれぞれ正確に分析し検討。SDBがブドウ糖代謝に関わる3つの主要な経路の機能低下に強く関連していることが示唆されており、2型糖尿病を招くような生理学的な様々な機能低下によって、SDBが特徴付けられている可能性が報告されている。その他、肝臓疾患と睡眠時無呼吸障害の関連性についての研究、座業中心生活が睡眠時無呼吸症候群の重症度に関連するという別の2つの研究も紹介。
|