緑茶の消費と肝がん発生率の間の関連を調べることを目的とした、東北大学大学院医学系研究科の研究。
試験開始時にがん既往歴がない及び緑茶消費頻度において少しの失われたデータのない40〜70歳の日本成人41,761人を前向きに観察した。
同試験において、コックス比例危険モデルは、95%の信頼区間(CL)で危険率(HR)を算出するために用いられ、年齢、飲酒、喫煙、コーヒーの消費、野菜、乳製品、果物、魚、大豆の消費に対する調整が行われた。
9年の追跡で、肝がんの総発症率は247例であり、緑茶の消費が肝がんの発症率と反対に関連していたことを発見。肝がん発症率のリスク減少に関連していることが示唆された。
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