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低炭水化物ダイエットでやせられる?
<紹介文献:国立健康・栄養研究所 健康・栄養フォーラム>
 このドキュメントについて: リンクDEダイエットの最新・栄養ニュースで5月22日に紹介した、ニューイングランド医学雑誌2003年348巻21号掲載の低炭水化物ダイエットの有効性(一部)を支持する論文2編について、詳細をまとめました。このバージョンでは、低炭水化物ダイエットの無作為試験における体重減少量のデータを書き加えました。

<はじめに>

 炭水化物の摂取を少量に抑える低炭水化物ダイエットは、ハリウッドスターたちを始め一部の人たちに支持されてきましたが、学界では多くの批判を受けてきました(1、2)。そのような中で、低炭水化物ダイエットの効果を示す論文が2編、『ニューイングランド医学雑誌(The New England Journal of Medicine)』の2003年348巻21号に掲載されました。

<低炭水化物と低脂肪ダイエット>

 最初の論文は、フィラデルフィア退役軍事医療センターのサマハらによって行われた研究で、重度の肥満者(18歳以上、BMI35以上(平均値43)、糖尿病39%、代謝異常43%、ただし血清クレアチニン値1.5mg/dl以上、肝障害等の該当者を除く)132人を対象に、低炭水化物ダイエットと低脂肪ダイエットの効果が調べられました。68人が低脂肪ダイエット(被験者の体重98.7±19.5 kg)、64人が低炭水化物ダイエット(被験者の体重平均98.3±16.4 kg)に割り当てられ、低炭水化物ダイエット群(以下低炭水化物群とする)は炭水化物の摂取を一日30g以下に抑える食事(6;サマハら(3)の引用文献番号、以下同様)を、低脂肪ダイエット群(以下低脂肪群とする)は米国立心臓・肺・血液研究所(NHLBI)の肥満マネージメントガイドラインに従った食事(7)を摂取しました。試験期間は6ヶ月間で、始めの4週間は週に1回、その後は月1回、栄養相談の専門家によるグループ講習会を各グループが別々に受講し、運動は特に勧められませんでした。
 低脂肪群では、講習を受けたことによりエネルギー摂取量が低下しましたが、三大栄養素のエネルギー比率はNHLBIのガイドラインに類似した比率でした。これに対し、低炭水化物群の炭水化物エネルギー比率は有意に低く(P<0.001)、たんぱく質エネルギー比率および脂肪のエネルギー比率は有意に高く(それぞれP<0.001、P=0.004)、総エネルギー摂取量は有意ではない(P=0.33)ものの、低脂肪群よりも減少していました(低脂肪群−271±1260kcal、低炭水化物群−460±902kcal)。 試験期間を満了できたのは被験者132人のうち79人(低脂肪群36人、低炭水化物群43人)でした。試験開始から1、3、6ヶ月後の脱落者累積パーセントは、低脂肪群でそれぞれ38、44、47%、低炭水化物群でそれぞれ25、27、33%で、両グループの開始後3ヶ月までの脱落者数に有意差がみられた(P=0.03)ものの、開始後6ヵ月には有意差はなくなりました(P=0.10)。低炭水化物群のうち、一人は試験期間中に胸の痛みを訴え入院、もう一人は糖尿病の薬物療法の失敗のため高浸透圧性昏睡に陥り死亡しました。
 試験の結果、低脂肪群よりも低炭水化物群で有意に体重が減少しました(低炭水化物群−5.8±8.6 kg、低脂肪群−1.9±4.2kg、P=0.002)。脱落者のデータを分析した場合も、同様に低炭水化物群で有意に減少がみられました。これは、三大栄養素のエネルギー比率の差というよりも、総エネルギー摂取量の差によるものではないかと論文に記載されていますが、理由は不明です。
 中性脂肪値は、高脂血症治療、糖尿病治療の有無を問わず、低脂肪群よりも低炭水化物群で有意に減少しました。総コレステロール値、LDLコレステロール値、HDLコレステロール値には有意差がみられませんでした。血糖上昇速度および血糖値は、糖尿病患者に限り、低炭水化物群で有意に減少しました。インシュリン感受性は、糖尿病患者以外の被験者のみ測定され、低炭水化物群の方が有意に改善されました。試験のデータから、体重減少と代謝因子に相関があることが証明されました。中性脂肪値とインシュリン感受性は、体重が基準値よりも5%以上減少した被験者に限り、低炭水化物群で有意に改善されていましたが、被験者(肥満者)の体重に比べて減少した体重量が少ないため、6ヶ月以上の長期に渡っても改善された状態が持続するか不明です。さらに、試験期間中に脱落する者の率が高かったことから、低炭水化物ダイエットを継続させることの難しさがうかがえます。

<低炭水化物ダイエットの無作為試験>

 もう1つの論文は、ペンシルヴァニア大学医学部のフォスターらによって行われた研究です。この研究では、肥満者を対象にした低炭水化物ダイエットの一年間におよぶ多施設無作為試験が行われました。被験者は63人の肥満者(女性43人、男性20人、ただし有病者(高脂血症の薬物治療を受けている者、妊婦、授乳婦、体重減少に影響する治療を受けている者等)を除く)で、そのうち33人が低炭水化物ダイエット群(以下低炭水化物群とする)、30人が従来のダイエット群(以下従来群とする)に割り当てられました。被験者は開始前に登録栄養士(RD)によって食事内容の指導を受け、試験開始後は毎日マルチビタミン剤を摂取し、3、6、12ヵ月目に登録栄養士と15〜30分面談しました。
 低炭水化物ダイエットとは、炭水化物の摂取量を制限し、脂肪とたんぱく質の摂取を自由にしたアトキンス・ダイエットで、被験者には「Dr. Atkins' New Diet Revolution」(10;フォスター(4)らの引用文献番号、以下同様)が配布されました。従来のダイエットとは、高炭水化物・低脂肪・低カロリーダイエット(エネルギー摂取量は女性で一日1200〜1500kcal、男性で一日1500〜1800kcal、エネルギー比率は炭水化物約60%、脂肪約25%、たんぱく質約15%)で、被験者には、米国農務省のフード・ガイド・ピラミッドに従った内容の「The LEARN Program for Weight Management」(17)が配布されました。
 被験者63人のうち、3ヶ月継続できたのは49人(低炭水化物群28人、従来群21人)、6ヶ月継続できたのは42人(低炭水化物群24人、従来群18人)、12ヶ月継続できたのは37人(低炭水化物群20人、従来群17人)でした。両ダイエット群の脱落者の割合に有意差はありませんでした。
 12ヶ月継続できた被験者のデータを分析した結果、従来群よりも低炭水化物群で体重が減少しました。ただし、有意な体重減少が認められたのは6ヶ月目まで(3ヶ月目:低炭水化物群;−6.8±5.0%、従来群;−2.7±3.7%、P=0.001、6ヶ月目:低炭水化物群;−7.0±6.5%、従来群;−3.2±5.6%、 P=0.02)で、それ以降は有意差がみられませんでした(12ヶ月目:低炭水化物群;−4.4±6.7%、従来群;−2.5±6.3%、P=0.26)。6ヶ月目の減少量は、一般的な行動療法や薬物療法による体重減少量と同等であり、アトキンス・ダイエットの有効性が認められます。この最初の6ヶ月間、低炭水化物群はたんぱく質と脂肪の摂取を自由にしているにも関わらず、従来群よりもエネルギー摂取量が少なくなりました。なぜ、低炭水化物ダイエットでエネルギー摂取量が抑制されるのか、そのメカニズムは分かっていませんが、尿ケトン体の有無と体重減少の関連はみられなかったので、ケトーシスが体重減少の要因ではなさそうです。6ヶ月目以降は、特に低炭水化物群で体重が逆戻りしてしまい、12ヵ月後には両ダイエット群の間に統計的な差がみられませんでした。このことから、6ヶ月以上アトキンス・ダイエットを継続するのは難しいと考えられます。
 脂肪の摂取量を自由にした低炭水化物ダイエットで気になるのが、飽和脂肪酸の摂取によるLDLコレステロール値(以下LDL値とする)の上昇です。血液検査は試験開始後3、6、12ヶ月目に行われ、その結果、LDL値は3ヶ月目に従来群で有意に低い結果(基準値との差が、従来群では−11±19.4%と大幅に低下、炭水化物群では6.2±20.4%上昇)が得られましたが、その後両群とも基準値に近づき(従来群;6ヶ月目−2.7±21.1%、12ヶ月目−5.8±16.1%、炭水化物群;6ヶ月目3.6±14.8%、12ヶ月目0.5±21.2%)、有意差はなくなりました。このデータから、炭水化物ダイエットを実践した際、体重が減るに従ってLDL値の害を軽減できると考えられますが、体重減少とLDL値の減少との間には関連はないといえます。
 これに対して、HDLコレステロール値(以下HDL値とする)は低炭水化物群で6ヶ月目と12ヶ月目で有意に高く、中性脂肪値は3ヶ月目と12ヶ月目で有意に低くなりました。その理由として、単純に、低炭水化物群の方が体重の減少量が大きかったためと考えられますが、今回の試験結果は適度な減量法による改善(30)を上回っているのです。そのため、三大栄養素のエネルギー比率を変化させることでHDL値と中性脂肪値を改善することができると考えられます。
 この研究の結果、6ヶ月までは、従来のダイエット法よりも低炭水化物ダイエットが体重減少に有効であることがわかりましたが、低炭水化物ダイエットの心臓疾患に対する総合的な影響は明らかになりませんでした。低炭水化物ダイエットは継続するのが難しいといわれていますが、実際、試験中の脱落者が多く、また従来のダイエット法でも同様に脱落者が多かったことから、減量療法における監視がこの研究のように最小である場合は、どちらのダイエット法も長期間継続するのは難しいといえます。この研究では、体重と限られた臨床検査しか行わなかったため、低炭水化物・高たんぱく質・高脂肪ダイエットの安全性と有効性を評価するには、腎臓機能や骨への影響、心臓血管への影響なども含めたさらなる長期的な研究が必要です。


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