幸福感と精神的健康状態がもっとも高かったのは、一日7皿(ポーション)分の野菜と果物を摂取している人々だった、という英国ワリック大学からの研究報告。
ワリック大学の経済学者と公衆衛生学者は共同で、英国在住の8万人の食習慣を調査した。そして、精神の心地よさ(ウェルビーイング)は、野菜と果物の摂取量が高まるにつれて高まることを発見した。心地よさのピークは1日7皿の摂取でみられたという。
欧米諸国では、心血管病とがんの予防のために、1日5皿(ポーション)の野菜と果物の摂取を推奨している(ファイブ・ア・デイ、など)。1皿(ポーション)は約80グラムである。
研究者は、因果関係についてはまだほとんどわかっていないこと、また今後ランダム化試験の実施が必要であろう、とコメントしている。
因果関係のないことを強調するのが流行りつつあるのだろうか。
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