2008.12.12, EurekAlertより: カロリー制限食に比べて低炭水化物食は、記憶力が必要な作業の能率を下げるようだとの報告。22歳から55歳の女性19人に、低炭水化物食かカロリー制限食を選んでもらい、3週間それぞれの食事法に従ってもらった。結果、開始後1週間で、厳しく炭水化物の摂取制限をしているグループは、難しい作業に対する記憶効率が低下した。低カロリー食の10人と比べて、低炭水化物食グループは、週を追うごとに次第に記憶効率が低下した。一方、注意警戒作業に関しては、低炭水化物食グループの方が結果が良かった。脳はブドウ糖をエネルギーとして使うため、低炭水化物食は学習、記憶、思考能力に有害かもしれない、と研究者は指摘。
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