この研究において著者らは、ダイエットが(短期的に)うまくいかなかった原因として、ホルモンの一種であるコルチゾールの血中濃度が増えることや、精神的ストレスの増加が挙げられることを挙げ、実際にそのような現象が見られるのかを明らかにしようとした。
121人の女性をランダムに4群に分け、カロリー制限した食事(1日1,200キロカロリー)で、(1)記録される群及び(2)記録されない群、カロリー制限のない食事で、(3)記録される群及び(4)記録されない群、の4群で、三週間にわたって食事をしてもらい、その間のストレス状態と唾液中コルチゾール濃度を測定した。
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