ダイエットサプリメント・ダイエット・健康・肥満のサルで新しい減量薬の効果を確認

　新しく開発された薬（脂肪細胞の血管の表面でたんぱく質と結合し、細胞死を引き起こす合成ペプチドを含む薬）は、血液の供給を停止させ、脂肪細胞の再吸収と代謝を促進し、白色脂肪を減らすことができるかもしれない、という研究。 肥満のアカゲザルに、脂肪組織の血液供給を選択的に阻害する薬を4週間投与して調べたところ、サルの体重は平均して11％減り、MRIによる腹部の体脂肪レベルは27％低下し、BMIやウエストサイズも減少していることがわかった。 さらにこの薬は2型糖尿病のサルのインスリン抵抗性を大幅に改善し、インスリンの使用量を50％減らすことができたという。 主な副作用は腎臓の近位尿細管機能の変化であったが、この腎臓障害は用量依存性で予測することができ、可逆的な影響であった、と研究者らは報告している。