ダイエットサプリメント・ダイエット・健康・壊れた心臓の修理には、めおと薬がちょうどよい

　米国で５６９人の心臓手術後患者を対象に行った５年間の追跡調査から、パートナーがいることが生存率向上や術後回復に大きく寄与していることを示唆する結果が報告された。 対象者は質問により家族構成を聞き取られた。対象は妻や夫がいる結婚群と、独居の理由別に離婚群・死別群・別居群・未婚群にわけられ、結婚群との術後３ヶ月と５年後時点での死亡率が比較された。 人口動態や対象者の術前と術後の健康状態などの交絡因子を調整した結果、心臓手術後死亡率比は未婚群が結婚群の１．９倍となった。離婚群・死別群・別居群も同様の結果であり、男女で差はみられなかった。 特に、心臓バイパス手術後３ヶ月という急性期のみで比較すると、独居群の死亡率は結婚群の３．３倍となった。総じて長期における両群の死亡率比は独居群が１．７倍、という結果となった。 研究者はこの結果が結婚している群で喫煙率が低かったことも影響していると解説する。 絆を結んだ相手がいることと、生存率との相関が最初に見出されたのは１８５８年だったという。時を隔てた現在も、この事実は変わらないことが証明されたといえよう。 研究者は、パートナーがいることで、術前術後の不安や痛み、苦痛を共有することができ、これが生存率に大きく寄与しているのではないかと解説する。 疾病管理に必要とされる介護者、サポーター、キーパーソン、といった役目をひきうけてくれる家族がいるのといないのでは大きな差があると、統計的に立証されたといえる。