ダイエットサプリメント・ダイエット・健康・一般的な解熱鎮痛剤には流産リスクがなさそう

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☆一般的な解熱鎮痛剤には流産リスクがなさそう☆<紹介文献:国立健康・栄養研究所 健康・栄養フォーラム>

一般的な解熱鎮痛剤には流産リスクがなさそう
 薬の使用はできるだけ避けたい妊娠初期。普段からよく使われる解熱鎮痛剤の一種、非ステロイド性抗炎症薬と流産リスクの関係について、米国バンダービルド疫学センターが調査を行った。 抗炎症作用、鎮痛作用、解熱作用を持つ薬には、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)やアセトアミノフェンなどがある。いずれもポピュラーな薬で、使用する機会は多い。アメリカでは、年間150万人以上の妊婦が受精、着床、初期胚の発生時といった妊娠初期にNSAIDを使用しており、薬の中で使用頻度が最も高くなっているという。アセトアミノフェンについては妊婦も安全に使用できるといわれているが、NSAIDについてはまだよくわかっていない。 そこで研究者らは、店頭販売されるNSAID使用と妊娠20週未満の自然流産リスクの関係についてコホート調査を行うことにした。2004-2010年までの間に調査に協力してくれた2800人あまりの女性に対し、NSAIDの使用状況について妊娠6週目に聞き取りを行い、その後妊娠の結果を報告してもらった。ここでは、NSAIDとアセトアミノフェンの混合薬についてはNSAIDを使用したものとし、アセトアミノフェンのみの場合はNSAID不使用と定義した。 結果、自然流産をした女性は全体の13%、NSAIDを使用していたのは全体の43%だったが、NSAID使用と流産リスクとの間に相関関係はみられなかったという。

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