2009.8.21, EurekAlertより: ラッシュ大学の研究者らは、42〜60歳の白人と黒人比率がほぼ半分の閉経期移行女性359人を調査した。CTスキャンで腹腔の脂肪を測り、テストステロンとエストラジオールのレベルを評価するため血液検査を実施。病歴も調査した。統計解析で、「生物学的に利用可能な」テストステロンレベル、つまり体内で活性を有するテストステロンが、内臓脂肪の最も強い予測因子であることを指摘した。女性の年齢は内臓脂肪量と有意な関連はなかった。また、人種や他の心血管危険因子はなく、エストラジオール濃度は内臓脂肪量と殆ど関係を持たなかった。
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