2009.4.16, EurekAlertより: 持久性競技において、給水に炭水化物の含まれた飲料を用いることでパーフォーマンスの改善に繋がると信じられてきたが、これまでその作用については詳細が分かっていなかった。ドリンクを実際に飲み込まなくても、口に含むだけでも、パーフォーマンスは改善したという研究。fMRIを用いて脳の働きを検討、マルトデキストリンやグルコースを口に含ませた場合に脳の中の報酬中枢が活性化することが確認された(人工甘味料では反応せず)。含有されるエネルギーが問題なのではなく、これらの炭水化物が舌の味蕾細胞における受容体から脳へと信号を送ることによって、パーフォーマンスが増進するのではないかとの推論。
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