ダイエットサプリメント・ダイエット食品と禁煙

ダイエットにはダイエットサプリメント・ダイエット食品が重要です。薬剤師の視点から厳選、紹介させて頂いています


ダイエットサプリメント・ダイエット食品と健康食品

ダイエット!サプリメント・ダイエット食品の【美容・健康サークル】

ダイエットの知識は重要です、健康食品は自分のライフスタイルに合ったものを選ぶ事が大切です

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☆健康情報<禁煙>☆<紹介文献:社団法人 日本健康倶楽部>

禁煙で血管の健康を守る!

 喫煙している人は、「平成16年 国民健康・栄養調査」によると、男性では30歳代が最も高く約6割であり、20歳代、40歳代、50歳代では約5割となっています。女性は男性に比べると喫煙者は少なく、20〜30歳代で最も多く約2割となっています。

 喫煙の害というと、肺がん、気管支炎、喘息、歯周病などのほか妊婦を通じての胎児への影響などが一般には挙げられていますが、特に習慣的な喫煙で大きな影響を受けるのは血管です。

 血管の疾患の大きな要因としては高脂血症と高血圧が挙げられています。喫煙と高血圧の危険度についてアメリカで 35万人にも及ぶ5年間の大規模の調査が行われていますが、その結果によると、高血圧と高脂血症のグループと喫煙と高脂血症のグループを比べると、喫煙グループのほうが心筋梗塞のリスクが高くなっていました。喫煙による死亡リスクは、コレステロールを上回り、高血圧に次ぐリスクの高さとなっているのです。

 喫煙は血管を収縮させ、血液の粘度を高めて血流を低下させます。そのため末梢にある全身の細胞に新鮮な酸素と栄養素が充分に届けられなくなります。これを改善するためにストレスホルモンが多く分泌されて、交感神経の働きが盛んになり、血圧が上昇し、脈拍も増えてしまいます。

 血管が収縮するのは、タバコに含まれるニコチンの作用によるものです。血管が収縮すると血流のスピードが遅くなるために、末梢細胞近辺の微小血管で行われる中性脂肪の分解が遅延し、善玉のHDLコレステロールの合成成熟ができにくくなり、動脈硬化部分にたまったコレステロールの抜き取りが悪くなって動脈硬化が進みやすくなります。喫煙によって血管が収縮すると血圧が上昇するため、弱くなった血管に強い圧力がかかり、ますます動脈硬化が促進されるようにもなります。

 さらに、喫煙すると、血液の粘度が高まりドロドロになります。喫煙によって肺に多く吸い込まれた一酸化炭素は血液中に入り、酸素を運ぶヘモグロビンに一酸化酸素が優先的につくため、酸素が充分に運べなくなります。すると酸素不足を解消するために脈拍が高まります。その回数の増加は、タバコ2本につき脈拍は10拍増加するといいます。

 タバコをいつも吸っていると、酸素を多く運ぼうとして、骨髄では酸素のバスである赤血球をつくります。これが増えると多血症になります。さらに血流の低下から白血球も増え、増えた赤血球と白血球によって血液粘度が増して、赤血球の大きさより細い毛細血管を含む末梢血管への循環障害がさらに強くなります。

 コレステロールが動脈硬化の要因となる理由のひとつに、活性酸素の存在もあります。活性酸素によって悪玉のLDLコレステロールが酸化されます。白血球のマクロファージは、この酸化LDLコレステロールを異物と認識して、中に取り込む「貪食」によって排除していきます。このマクロファージは血管壁の中にたまっていき、これが動脈硬化を進めます。タバコは、このような強い酸化作用をもっています。

 こういったことを防ぐためには、抗酸化物質によって活性酸素を消去するのが有効です。抗酸化物質の代表であるビタミンCは「平成 16年 国民健康・栄養調査」によると、食品からは1日に平均105mgを摂取しています。

 ところが、たばこを一本吸うとビタミンCは 25mgが体内で消費され、4本吸えば食品から摂った分はなくなってしまうことになります。抗酸化物質はビタミンA・C・Eのほかに植物の色素などに含まれるポリフェノールやコエンザイムQ10などがありますが、喫煙すると、これらの抗酸化物質の効果を帳消しすることになります。

 厚生労働省研究班は多目的コホート研究によって喫煙習慣と虚血性心疾患の発症との関係を調べ、その報告を平成 18年4月に発表しています。対象となったのは40〜59歳の男女約4万人で、11年間追跡したデータを用いて分析したところ、喫煙しているグループでは喫煙していないグループに比べて男女ともに虚血性心疾患になるリスクが約3倍になっていました。

 男性喫煙者でたばこの本数との関係をみると、1日の喫煙本数が多いほど虚血性心疾患になるリスクが高くなっていました。心筋梗塞の発症リスクを吸わない人と比べると1日当たり1〜14本で3.2倍、15〜34本で3.6倍、35本以上で4.4倍でした。

 喫煙年数と虚血性心疾患の関係をみると、禁煙して2年以内という比較的早い時期ならリスクは十分の一になるものの、5〜9年では半分にしか低下しません。長年たばこを吸っていると血管が受けたダメージは回復しにくく、喫煙指数のハンデは残ります。

 喫煙指数は、「 20本×15年=300」というように1日の喫煙本数と年数をかけたもので、この結果が300を超えると、動脈硬化のリスクが非喫煙者の約4倍なります。動脈硬化のリスクは加齢によっても高まり、5年の加齢で約3倍となりますが、喫煙によるリスクは加齢によるリスクを上回っているのです。

 喫煙はメタボリックシンドロームの大きな要因であることを意識して、できるだけ早めにタバコから離れるようにしたいものです。特にメタボリックシンドロームの条件となる高血圧、高血糖、高中性脂肪は肥満や喫煙によって合併したもので、これが一つでも当てはまる人は、他の危険因子を減らすとともに禁煙することをすすめます。喫煙は 100 %生活習慣です。喫煙をやめれば、血管の疾患のリスクを低く抑えて、健康で長生きする道を歩むことができるのです。


-ダイエットダイエット食品ダイエットサプリメントの選び方−

ダイエット・ダイエット食品・ダイエットサプリメントの選び方は、誇大広告や宣伝に惑わされず、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことも大切ですよ

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