小児の食物摂取と血清C反応性蛋白(CRP)値との関係を調べるために、1999〜2002年の全国健康栄養検査調査の横断データを使用した研究。
計4,010人の小児と思春期男女の、食事、CRP等の分析で、CRP高値の人々は穀物と野菜の摂取が有意に低かったことを発見した。
特定の食物サブグループ(ミルク、柑橘類、メロン、ベリー等の消費)は、それぞれの上位食物グループよりもCRP低値とより強い関連を示した。なお、肉・他のたんぱく質消費は、CRP値に影響を与えなかった。
特定の食事構成とCRP濃度の間の関連は、主に身体組成に対する影響を通してもたらされるようだと推察。
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