イソフラボン摂取と肺がん発生率の関連を調べた、国立がんセンターチームによる人口に基づく前向きコホート研究。
1995〜1999年の試験開始時にがんの既往歴がなかった45〜74歳の男女(男36,177人、女40,484人)に138の食品アイテムを含めたアンケートに記入してもらい、イソフラボンの摂取を分析した。
11年間の追跡後、チームは全く喫煙したことのない男性においてイソフラボン摂取と肺がんリスクの間に逆相関を見出した。同じ傾向は女性にもみられた。
イソフラボンの摂取は、全く喫煙しない日本人男女の減少した肺がんリスクに関連していた、との報告。
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