米国ニューヨーク州にあるコロンビア大学医学センターの研究者チームは、65歳以上で痴呆症ではない高齢者2,148人を対象に食事内容の調査とその後痴呆症を発症したかどうかを平均5年間追跡調査した。その結果、追跡中に253人がアルツハイマー症になった。病気にかかったヒトとかからなかったヒトの食事内容を比較検討したところ、アルツハイマー症のリスクを下げるひとつの典型的なパターンが明らかになったという。それは、
たくさんのサラダドレッシング、ナッツ、魚介類、トマト、鶏肉、果実、アブラナ科及び緑黄色葉物野菜を食べることと、高脂肪乳製品、赤肉(牛肉、豚肉などのこと)、内臓及びバターを食べる量が少ないこと。
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