世帯人数は、一軒の家に住む人の数である。世帯人数は、食事パターン、運動量、そして体重と関連していて、特に高齢者などの集団において関連が強い。とりわけ一人暮らしは、摂食、運動量、体重の問題を発生させる危険因子である(Mahajan and Schafer 1993)。すなわち、個人が一緒に暮らす人の数は、個人の摂取カロリー、運動量、体重に対する価値観に影響を及ぼす可能性があり、特に一人暮らしの場合はその可能性が高い。しかし、世帯人数と体重の関係はこれまで注目されておらず、今のところ明確に説明されていない。